
ENTJ
功利主義者
外向 × 直観 × 思考 × 判断
功利主義者になぞらえると
功利主義は、どんな行いにも、率直で実際的な問いを突きつけます。それは実際に、どれだけの善を、何人のために生むのか、と。ベンサムが、幸福を足し合わせるべき総和のように量ろうとしたように、意図ではなく結果で判断するのです。ENTJ も、その同じ帳簿で考えることがあります。ぼんやりした目標を、測れる言葉へと変え、結果の総和が最も大きくなる道を選ぶのです。
この計算がもたらすのは、決断する胆力です。ミルが、多くの人の善は、つらく不人気な判断をも正当化しうると論じたように、功利主義者は、総和が上回るのなら、その場では痛みを伴う選択肢をも、いとわず選びます。ENTJ も、その同じ決断力を備えています。向かうべき結果によって集団を導き、ほかの人が足踏みするところでも、ひるまないのです。
けれど、全体を最適化する同じ計算は、総和に収まらない一人の人間を、押しつぶしてしまうことがあります。総和で数えるあまり、ENTJ は、冷たい計算で、静かな少数者や、足し合わせられない一つの事例を、押しのけてしまうことがあります。そして、正しく出た数字が、はじめから数えられなかった誰かを、静かに犠牲にしていることもあるのです。
強みと課題の見え方
このたとえで見ると、ENTJ の強みは「目標を測れる形に変える結果志向の最適化」と「全体の善のためにつらい判断を下す決断力」に集約されます。課題も同じ場所から生まれます。全体を最適化する同じ計算が、総和に収まらない一人の人間を、押しつぶしかねないのです。功利主義者がその計算を公正に保つには、総和を締める前に、足し合わせられない静かな少数者を、数に入れる一歩が要ります。
主な特性
- 生まれながらの指導力
- 目標志向
- 効率を重視
- 決断が速い
強み
- リーダーシップ
- 戦略的思考
- 強い推進力
- 自信
課題
- 強引になりがち
- せっかち
- 感情を軽視しがち
- 非効率に不寛容


