
ENTP
フェンシング
外向 × 直観 × 思考 × 知覚
フェンシングになぞらえると
フェンシングは、駆け引きの対話です。ここでのフェイントが、あそこでの受けを誘い、突然のテンポの変化が相手の剣を位置から外し、一突きは力の最も強い場所ではなく、相手が誘われて空けてしまった隙に決まります。剣士は二手先の応酬を読み、三手目を即興で組み立てます。ENTP も同じように、考えで斬り結びます。探りを入れ、誘いをかけ、状況をひっくり返す巧みな角度に心を躍らせることがあります。
その強みは、即興の機知です。多くの者が一つの強い攻めに頼るなか、剣士は十の糸口を持ち、その瞬間が差し出すのはどれかを読み取ります。ENTP も同じように働きます。素早く、柔軟で、用意した答えより新しい着想が勝る、生きた応酬に活力を得るところがあります。
けれど、フェイントの上に成り立つ試合は、フェイントそのものが目的になってしまうことがあります。応酬を次々に仕掛けながら、勝負を決める一突きには踏み込まないのです。剣の駆け引きを愛する剣士は、見事な惜しい一撃を積み重ねながら、得点で負けてしまうことがあります。鮮やかでありながら、決めきれないのです。ENTP も同じように漂ってしまうことがあります。次の巧みな糸口に惹かれるあまり、あらゆる立場を論じ、あらゆる話を開いては、ほとんどを決着させないことがあります。
強みと課題の見え方
このたとえで見ると、ENTP の強みは「力では見逃す隙を見つける即興の機知」と「生きた応酬で力を発揮する柔軟さ」に集約されます。課題も同じ場所から生まれます。自在にフェイントを仕掛けるあまり、勝負を決める一突きに踏み込めず、閉じる以上に話を開いてしまうのです。剣士が試合に勝つには、剣を踏み込ませる一歩——一つの巧みな隙を、最後の一点まで追い切ること——が要ります。
主な特性
- 機知に富む
- 新奇なものを好む
- 議論を楽しむ
- 適応力が高い
強み
- 発想力
- 弁論力
- 問題解決力
- 柔軟さ
課題
- 飽きっぽい
- ルールを軽視しがち
- 詰めが甘い
- 議論が過熱しやすい


